コンサルティング業務の可視化(見える化)

コンサルタントの仕事は「目に見えません」。ですから「業務の見える化」の必要があるのです。この「業務の見える化」をしない限り、「毎月数10万円」というコンサルタントの契約を取ることは出来ません。勿論、大前健一さんみたいに知名度もあり、経験やキャリアが知れ渡っているのなら「見える化」をしなくても、「毎月数千万」のコンサルタントが取れるかも知れませんが・・・。実は、私はニフティの社長室長として在籍していた時代に、あの有名な「マッキンゼー」にコンサルティングを依頼した経験があります。
  
 
当時はインターネットの黎明期でしたので、正直マーケットがどの様になるのか?その時に自分たちはどの領域を目指し、今、何の準備をすれば良いのか・・・、という事柄が全く読めませんでした。
 
そこで世界的ネットワークを持つ、世界で最も有名なコンサルティング会社に「市場変化、予測、当社の対応、取るべき戦略」などのコンサルティングを依頼しました。
 
費用は・・・・
なんと月額「?000万円」で、6ヶ月間の契約でしたから、概ね?億円程度の費用になりました。
?億ですよ! 数億円!
 
この時のマッキンゼーとの契約は、一般的事項が書かれたごく簡単なものでした。
しかし凄かったのはエビデンスの数と量の多さです。毎回会議の度に「数センチのレポート」が配布されるのです。実際会議で使うのは表から数枚なのですが、添付されている資料が数100枚はあるのです。
 
要するに、こんなにも色々と調べて、色々と考察、検討した結果が、表紙からの数枚に纏められているのですと示しているのです。しかも、毎回、毎回、その内容が異なり、回数を増す毎に精度が高まり、進化して行くのです。自分たちの仕事を見える化しているのです。
 
契約時にマッキンゼーは「見える化」をしませんでした。なにしろトップ営業で契約が決まったこともあり、細かい事柄は必要としておりませんでした。しかし「ネット社会の未来予測と取るべき戦略」という未知の世界へのオーダーに対して、私共は「見える化」などは不要で、それよりも「ネット社会がどうなるか?」が本当に知りたかったのです。(最終的に提出されたレポートには、期待したネットの未来社会は書かれていなかった・・・)
 
さて、中小零細企業の親父さん社長は「どうでしょうか?」
毎月数10万円の費用を「何も無い」状態で契約するでしょうか?
 
コンサルタントというと、昔から「まともな契約書」とか「まともな仕様書」とかの無い、闇の仕事というイメージが刷り込まれています。だから、頼む側も「口頭で・・・」「なんとなく・・・」みたいな意識があるのかも知れませんが、今、そんなことは通用しないと考えて下さい。
 
最低限下記項目はホームページと営業用コンサルティングブック(小冊子)には明記されているべきです。
 
(1)自分のコンサルティングの基本的思想・考え方・方向性
(2)コンサルティング内容
(3)コンサルティング期間
(4)コンサルティング費用
(5)キャリア・経歴
 
以下は当社(宮坂総研MRI)を事例として、上記5項目の説明をします。
 
(1)自分のコンサルティングの基本的思想・考え方・方向性 
=>(例)宮坂総研MRIの場合
    当社(宮坂総研MRI)は、経営者本人の「考え方」の指導から入ります。
 
    事実は1つですが、その捉えかた、考え方、解釈は無限にあります。
    有名な例え話に・・・
     「コップの水は、もう半分しか無い・・・」
     「コップの水は、まだ半分も残っている!」
    あなたは、どちらの思考ですか?
    会社経営には、危機的状況が次から次に起こります。
    その時、経営者がどの様な考え方、捉えからをするかで、結果は全く異なります。
    テクニックなどのやり方だけではなく、考え方などの「あり方」を基本とします。
 
    それからもう一つ
    会社の繁栄と共に、経営者(社長)の幸せも考えます。
    会社の運命は社長で決まります。ですから、社長には経済的に豊かになるだけでなく、
    心も豊かに、夢のある生き方をして頂きたく思っています。
    物心共に豊かになる為のコンサルティングを行います。
 
    最後に・・・
    契約期間は後述しますが「最初は3ヶ月間」です。
    この間、互いの価値観を方向性を確認し、
    もし価値観が合わない場合は、双方に解約の機会と権利があること了承して頂いています。
 
    
 
(2)コンサルティング内容
=>(例)宮坂総研MRIの場合
    当社(宮坂総研MRI)は「3年間で業績を2倍にする」コンサルタントです。
 
    まず最初に経営者(社長)の考え方、思考の改革を行います。
    会社の運命は経営者(社長)で全てで決まりますので、社長の考え方がタフになる様に鍛えます。
    まず、社長自身が幸せになることを一番に考えて頂きます。
    だって社長自身が「欲望」や「願望」が強く、そして明確にならなけrば、会社は良くなりません。
    ですから「社長の年収を3年間で今の2倍」にすることを考えると、会社の業績も2倍になります。
 
    次に基本的な「3C」分析を行います。
     Company    :「自社の強みは何か?(company)」
     Customer   :「顧客は何を望んでいるのか?(customer)」
     Competitor    :「競争相手はどうしているのか?(competitor)」
 
    スポーツ選手のトレーニングで最も効果的なのが「理想の選手」を追いかけることなのです。
    自分の実力と、理想の選手の「差」を認識します。
    企業活動では「自社」と「競合他社」として「差」の埋め方を考えます。
 
      「理想的な3年後の売上・利益にする為には、何をすべきなのか?」
      「誰を真似すれば良いのか?」
      「ベンチマークとの差はなんだ?」
      「先行企業と差を埋める為には、何をすれば良いのか?」
 
 
    それから「市場」「顧客の望んでいること」を考えます。
    「経営環境の変化に対応する」ことが経営の基本です。
    市場はどうなっているのか?
    我々は何をすべきなのか?
    3年後に2倍の売上にする為には、何をすべきかを逆算して考えます。
 
 
(3)コンサルティング期間
=>(例)宮坂総研MRIの場合
    3ヶ月を一つのフェーズ(期間)として勧めてゆきます。
     第1フェーズ(契約から3ヶ月) :経営者(社長)の思考改革
     第2フェーズ(3ヶ月目~6ヶ月):3C分析、自社と競合他社(ベンチマーク)
     第3フェーズ(6ヶ月目~9ヶ月):顧客は何を望んでいるか?
     第4フェーズ(9ヶ月目~12ヶ月):差を誰が、どの様に埋めてゆくか?

    第1フェーズ(契約から3ヶ月)で双方の価値観を確認します。
    もし価値観が合わない場合は、この時点で契約終了です。

    2年目以降
    目標の地点から逆算して、今何をすべきかを考えます。
    3ヶ月を一つのフェーズ(期間)として「仮設・検証」を行いますので、
    1年間に4回、3年で12回の検証と新たな仮設を立てて進めます。

    なお、価値を感じないと思った場合は「即解約」OK
    解約はいつでもOKです。

(4)コンサルティング費用
=>(例)宮坂総研MRIの場合
    いつでも、どこでも、現金払いで1ヶ月「10万円」ポッキリ

(5)キャリア・経歴
=>(例)宮坂総研MRIの場合
    まあ、キャリアと経歴は割愛します。

当社(宮坂総研MRI)が提供する教材は、実践で使うホームページを制作してもらうカリキュラムが組まれています。そのホームページには、コンサルタントとして必ず明記しなければならない上記(1)~(5)を掲載する場所が指定されています。ホームページで記載箇所を埋めてゆくと、自然と「コンサルティング業務の見える化(可視化)」が完成する仕組みになっています。